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属人性とスループットの関係性

用語の定義から

スループットってなに?

wikipedia によると,

コンピュータの、単位時間あたりの処理能力を指す

のことだそうです.

今回の場合だと,

人の単位時間あたりの処理能力

ということになりそう.

属人性とは

ノウハウやスキルが人に属してしまうということ.だと思う.

属人性とスループットの関係性

属人性とスループットを独立した概念として扱いたい

属人性を下げるために,アウトプットの品質を下げて,誰でも理解できるような属人性の低い状態にするということを避けたい. そのために,個人の成長によって属人性を排除していきたい.

属人性を下げる必要があるのか

専門性と属人性

これらには,相互関係がある. 専門性が高ければ.属人性は高いし.専門性が低ければ属人性は低い.

社会や会社という大きさで物事をとらえた時.専門領域があることは必要だ. 誰もが,医者である必要はないし.誰もが上級エンジニアである必要もない.

また,期間の長短で見た時も同様のことが言える. 中世の人間と比較すれば.僕らは十分高度で専門的な医療知識を持っている.

期間の長短で見た時,短い期間であれば専門性が高くなり属人性が高くなることはしょうがない. しかし,ある一定水準以下の知識は,コモディ化され誰もができるようになっていることが望ましい.

専門性が高くなることへの対処

社会や会社という大きさで属人性・専門性をとらえた時,ある大きさ・ある期間に於いては専門性が高くなることは仕方ないと述べた. では,専門性を持たない愚かな我々はどのように専門領域に属する問題を解決すればよいのだろうか?.

専門領域のカプセル化

例えば,僕が病気になった時,診察を受ける. 同じように,何か専門領域に属する問題を解決しなければならない時には,専門家を利用すればよいだろう.

病院に行って診察をうけるためには一定のプロトコルがある. 同じようなプロトコルを専門家と愚者の間で整えて,相互にコミニュケーションを行えば良いように思う.

より身近な話にすれば,ある高度な問題を解決する方法をクラスやコマンドと言ったレベルで表現して,それを利用するための手順を 最小限のドキュメントで表現する,などということだと思う.

専門領域に属させる大きさと長さ

どのレベルの問題は専門領域だろうか,そして,どの程度の期間,専門領域においておいて良いだろうか?

小さなチームでは最低限持っていなければならない知識を,定めて,それを一定期間で更新していくことで, 属人性・専門性がある一定水準に抑えられる気がした.

結論

属人性と専門性は連動して上下する,専門性が高ければ属人性も高い. そして,必ずしも属人性を0にする必要はない.

また,属人性・専門性は時間が経てば,低くなる. ある一定の期間がすぎれば,コモディ化され誰でもできるような状態になる.

そこで,どの程度の期間や大きさの問題を専門領域に置くかが問題になる.

小さなチームでは,最低限持っていなければならないスキルセットを,一定期間で更新していくことで 属人性が高すぎもせず低過ぎもしない状態を維持できるのではないだろうか.

また,専門領域に属する問題を解決する人は,問題を解決するための何かが,それを専門にしない人間にも利用しやすいよう インタフェース・プロトコルを定めると良いのではないだろうか.