ペパボテックカンファレンスに登壇してきました

ペパボテックカンファレンスに登壇しました。 空気を読まずに,詩を朗読したり,作曲したり,ラップしたりせずに,情報通信技術の話をしてきました。

このテックカンファレンス,IT の話をするほうがマイノリティだったんですよ…。

いろいろな意味ですごいテックカンファレンスでした,伝説の夜でした…。

ニャロメのおもしろコンピュータ探検

ニャロメのおもしろコンピュータ探険 (パシフィカの本)

ニャロメのおもしろコンピュータ探険 (パシフィカの本)

「ニャロメのおもしろコンピュータ探検」という本を読みました. 後輩から頂いた本です.

奇遇にも,この本は 1982 年,僕が生まれた年に発売された本です.

コンピュータ,という観点で見ると,1982 年に比べて 2016 年はだいぶ進歩しました.

モニタは薄くなりましたし,カラーになりましたし,処理速度も相当大きくなりました.

ただ,コンピュータの基本原理は変わっておらず,その点に関しては,割りと信頼できる記述がなされています.

これってすごいことですよね,知らない人が見たら,1982 年のコンピュータと 2016 年のコンピュータはおんなじものには見えないでしょう,でも,その後ろ側で動いている基本的な原理に差はないんです.

チューリングノイマンは偉大です.


コンピュータは進歩しました.

しかし,です. この本から読み取れる 1982 年と,2016 年って「生活」という面から見るとそんなに差はありませんでした.

人間はおでんを食べて,冷酒を飲んで,電車や車に乗ります.

人間の生き方というのは,たかだか,34 年程度では変わんないんだなぁという感じました.

しかし,変わる部分はあるんですよね. その,どこは変化してどこが変化しないのかを考察してみるのは面白そうです.


あと,バカチョンソフトって,おい....

以上,感想でした.

ひとりごと

優しい言葉を使いたい.

僕は,勢いで発言することが多いような気がする.

できるだけ,相手にわかってもらえるような言葉を使いたいんだけど,これはホゲだ!これはフガだ!みたいに端的な強い言葉で発言してしまうくせがあるように思う.

思慮深く,丁寧な言葉で発言しようとすると,声に出す前にまぁいいかってなっちゃうんだよね.

意識の高い話

シニアエンジニアに立候補して,面談を受けてきました.

うちの会社には,engineer の階級として「シニア」というものがあります. そして,シニアエンジニアになるためには,自薦で立候補得する必要があります.

そして,僕はシニアに立候補して,今日,面談を受けてきました.

うちの会社がシニアに求めていることには,色いろあるんですが,その辺の話は,ここではしません. もっとちゃんと書いてある記事があるので.

シニアに立候補してから,面談を受けるまでに強く感じたことがいくつかあるので,それについて書いていきます.

シニアに立候補することで,それまでの自分の行動を振り返って,自分はシニアに足る人間なのか,そうでないのかを考えさせられます. これは,今,シニアである方と自分との差を見つめて,足りている部分,足りていない部分を振り返る作業です.

この作業をすることで,自分の弱さ・強さを認識することができました. 今回の結果がどうなるにせよ,シニアエンジニアの基準と自分との差については,定期的に振り返っていきたいです.

また,「自薦」である,自分で「シニア」を目指すことを選択するということについてもいろいろ考えさせられました. 明文化しきれない部分が多々あるので,ここでは,「考えた」というだけにとどめます.

ちなみに,「シニア」への立候補以外についても,基本的に,まず,自分で自分を評価してから,上の人に評価してもらうというスタンスです. 必ず,自分で自分が過ごしてきた半年を振り返る必要があります.

こういった,年に2回,自分の職業人生について振り返る機械を与えてくれる,弊社の評価制度は割と好きです.

意識高い感じの回でした.

読書の話

意識の低まりを反省して,今日からまた,ブログを再開します.

意識が低くても,ブログを書けるようになろう....

今日は,日曜日にたくさん小説を読んだのでその話です. 久しぶりに,ラノベ的なジャンルの小説をたくさん読みました.

一冊目は,「砕け散るところを見せてあげる」です. この小説は,僕の大好きな竹宮ゆゆこ先生の新作です.

まず,軽妙な掛け合いと,愛おしい人物像はそのままでした. ただ,この小説には,ある仕掛けが仕掛けられていて,それが僕には微妙でした.

あんな仕掛けなんかなくても,本筋のストーリーだけで十分に読ませる小説です. 仕掛けがあるせいで,仕掛けの方に目が言ってしまって,ストーリーを十分に楽しめませんでした.

あと,もっとドロドロしてて欲しかった,ゴールデンタイムやとらドラみたいに.


二つ目が,竹宮先生のひとつ前の作品の「知らない映画のサントラを聞く」です. こちらのほうが僕は好きです.

主人公の女性が,ダメダメすぎて...そこが良い!. ただ確かに,主人公の女性がある男性に恋をするんですが,それがなんでかがいまいちわからないですね.

あと,最後がきっちりハッピーエンドなんですが,これも,もっと余韻を残す感じが良かったかな.

青春小説は,青春で終わってこそだと思うので.

この小説を読んでいる時,いつも,「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」のことが頭に浮かんでました. 物語としては,どこも似ていないんですが,なんだろう,想起させました.

あとは...,吉本ばななの「tugumi」とちょっと似てるかな.

うん,でも,最新作よりもこっちのほうが好きです.

竹宮先生がつくるキャラはどれも愛おしい.ちゃんと生きている感じが良いです良い.


あの名作,「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」の作者が書いた「二度めの夏、二度と会えない君」です.

ちゃんとした青春モノです,ボーイミーツガールものです. 出会った女の子は最後に亡くなっちゃいます.

ただ...,切なさが足りなかったかな.

青春モノ,というか,青春モノかつ最後に女の子が死ぬ系の話って,「それでも人生は続いていくんだ」感が大事だと想うんですよね.

大切な女の子が死んだ,それでも人生は続いていって,いつかこのこともただの思い出になっていくんだなぁという感じが大事だと思うんです.


竹宮ゆゆこ先生の小説たちは今後も読み続けていきます. きっとどんどん面白くなっていく.

最後の青春モノは...,うーん,この程度の内容だったら次は読まない,作者に思い入れもそこまで無いし...って感じです.

初めて読んだ小説の話

僕が生まれて初めて読んだ小説は「クレヨン王国 七つの森」という本でした. 未だに手元にあります.

この小説は,小学生たちが自然観察クラブという集まりで合宿をするところから始まります. 仲の良いクラスメイトと合宿...,これだけで当時はワクワクしました.

この合宿の最中に,きもだめしオリエンテーションというものが開催されます.

なぞめいた手紙を読み解いて宝物を探していくうちに,クレヨン王国に迷い込んでしまう. クレヨン王国に住む動物たちとふれあううちに,苦手なものを克服してく...というお話です.

このお話に出てくる,動物たちは,ファンタジーの国の住人なのにもかかわらず,すごく人間的な悩みを持っています. そして,その悩みをそこに乱入した少年少女たちと解決していくのです.

単純に言ってしまえば,このお話の主張は,人間と他のいきものの共存は大事だよ,ということだけです. ですが,物語の作り,キャラクタの人間臭さなどから,嫌味なく素直にそうなんだなと感じることができます.

クレヨン王国はシリーズ物で,他にもいろいろなお話があります.

大人が呼んでも楽しめるお話ばかりですので,ぜひ,読んでみてください.

AtCoder Beginner Contest 34 の C を解いた

問題文としては,

ref : http://abc034.contest.atcoder.jp/tasks/abc034_c

のようになります.

こういった問題は,動的計画法の典型的な問題だそうです. 後輩の,ヒントマンが言ってました.

動的計画法とは,

事前に計算した内容を元に,今回計算したい内容を求めるみたいなことなのかな?

みたいな感じだと理解しました.

この問題だと,それぞれのマスに行くまでに必要な距離は,

1つ下の点にたどり着く経路の数+1つ左の点にたどり着く経路の数=その点に辿り着く経路の数

となるので,それをループでぐんぐん求めていくと解けます.

101 点の,100 点までですが....

ref : http://abc034.contest.atcoder.jp/tasks/abc034_c

後の 1 点は数学的解法で求めると解けるそうです.

...,はっきり言って,この問題は自力では解けませんでした. このような問題は動的計画法を使うと解ける,ということが思いつけないのです.

どうすれば良いんでしょう...?

幾つか動的計画法な問題を解いてみて,感覚を掴むと良いのかな.